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『天声人語』・・・自己学習(82)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年11月20日(月)08時18分47秒
返信・引用 編集済
  ・2011年 7月13日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 7月13日 『上を向いて歩こう』
(本文)
阿久悠さんが黄色になって寝込んだのは、24歳の時だ。過労と栄養不良から、肝臓をやられた。1961年(昭和36年)、後の大作詞家もまだ、将来を描き切れぬ広告マンである。独り身の病気ほど心細いものはない。

阿久さんを慰めたのは、ラジオの歌声だった。『ウエホムフヒテ、アールコホホホ』と不思議な歌唱。『涙がこぼれないようにと言われるのだが、わけも知らず、大量の涙を流したことを覚えている』と、本紙に連載した、『愛すべき名歌たち』にある。
『上を向いて歩こう』は、詞が、永六輔さん、曲が、中村八大さん。『黒い花びら』を当てたコンビだ。すでに、アイドル歌手だった、坂本九さんとの、『六八九(ろく・はち・きゅう)トリオ』は、国内ばかりか、約70カ国で、1000万枚を売り、全米1位にも輝いた。

世界で愛され、日本人を励まし続けたこの曲が、CDで再び売り出される。発売50周年を祝す企画だが、震災後、店頭で問い合わせやラジオへのリクエストが急増しているそうだ。時の求めといえば、大仰だろうか。

"九(きゅう)”ちゃんは、『楽しみを、幸せを売る男になりたい』、と語っていた。ジャンボ機墜落事故がなければ、今年70歳。社会活動にも熱心だったから、芸能界のまとめ役として、被災地を奔走していたに違いない。
『見上げてごらん、夜の星を』『明日があるさ』。つらい出番というべきか、ご本人に代わって半世紀前の歌声が街に流れる。くじけそうなこの国を救うのは、経済力や勤勉さだけではない。数々の応援歌もまた、私たちの財産である。

・ 7月13日 『上を向いて歩こう』
(ポイント・要約)
1.『上を向いて歩こう』は、作詞・永六輔、作曲・中村八大、歌・坂本九で大ヒットしました。
2.国内ばかりでなく、世界・約70カ国で、約1000万枚売れたということです。
3.発売50周年の企画で、CDで再販売され、人気になっているということです。
 (坂本九氏が、ジャンボ機墜落事故に遭遇し、亡くなったことは知られています)。
4.震災後のつらい時ではあるが、経済力や勤勉さだけでなく、応援歌があってもいいの
  ではないか、という記者の言葉です。
 
 

『天声人語』・・・自己学習(81)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年11月19日(日)08時14分30秒
返信・引用
  ・2011年 7月11日 (休刊日)

・2011年 7月12日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 7月12日 『女子サッカー≪なでしこ≫の快進撃』
(本文)
その名は、豊作を念じて、父親が考えたという。沢穂希(さわ・ほまれ)さん、32歳。『なでしこ・ジャパン』の主将である。15歳で日本代表になって以来、女子のサッカーを支え続けた功労者が、また一つ、”誉れ”を手に入れた。

女子ワールド・カップを戦う、”なでしこ”は、地元・ドイツを、1-0で破り、初の準決勝に進んだ。3連覇を狙う相手は、過去8戦して勝てなかった難敵だ。それも、大入りの観衆を向こうに回しての快挙である。
選手は、震災の映像を見直して、大一番に臨んだと聞く。延長戦後半、沢さんが、『願いを込めて』、相手守備陣の裏に”浮き球(だま)”を放り込む。丸山桂里奈選手が走り込み、ぎりぎりの角度から、歴史的な決勝点をあげた。疲れた相手の足が届かない、”ここしかない”という、パスとシュートだった。

沢さんは、男の中で強くなった。小学生時代、試合中に、『女の子のくせに』と、スパイクで蹴られたことがある。その子は、心でわびているに違いない。代表での通算得点は、今大会で、≪78≫に増え、あの釜本邦茂さんを抜いて、最多となった。サッカーは長らく、『男のスポーツ』だった。沢さんにも、女子ゆえに出られなかった試合がある。悔しさは、練習とゲームにぶつけるしかなかった。その背中を見て、女の子が当たり前に、ボールを追い始めている。

アトランタ五輪で惨敗、続くシドニーは出場もできず、廃部が相次いだ、低迷期がある。沢さんらは、ドイツ戦のように耐え忍び、見事に盛り返してみせた。何本もの青い穂に、大粒の『なでしこ人気』を実らせて。

・ 7月12日 『女子サッカー≪なでしこ≫の快進撃』
(ポイント・要約)」
1.サッカー・女子ワールド・カップで、≪なでしこ≫が、地元・ドイツ・チームを、
  1-0で破り、初の準決勝に進んだ話題です。
2.快進撃の立役者、32歳・キャプテンをつとめチームを引っ張ってきた沢穂希(さわ・
  ほまれ)選手の過去に関連した紹介です。
(1)豊作を念じた、ご尊父が≪穂希(ほまれ)≫という名前を考えたということです。
(2)小学生時代に、試合中に『女の子のくせに』といって、スパイクで蹴られたことも
  あったということです。
(3)今大会で、釜本選手が持っていた、通算得点記録を抜いて、『78』に延ばしたとい
  うことです。
(4)アトランタ五輪で惨敗、シドニー五輪は出場も出来ず、国内サッカー・チームは廃
  部が相次ぐ低迷期が続きながら、乗り切ってきたということです。
3.沢選手の背中を思い浮かべて、女の子が当たり前のように、サッカー・ボールを追い
  かける姿を願う、という記者の希望が述べられています。
 

会場で

 投稿者:鳥星  投稿日:2017年11月18日(土)21時16分17秒
返信・引用
  会場で見ると小さい! 来年は大きいサイズで。  

『天声人語』・・・自己学習(80)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年11月18日(土)16時10分23秒
返信・引用
  ・2011年 7月10日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 7月10日 『シャトル、最後の旅』
(本文)
イチロー選手との対談で、映画監督の北野武さんが、”礼”を言っている。『大リーグの憧れの選手を目の前に引きずり下ろしてくれたというか、ものすごい高級車があって、今までは見るだけだったけれど、ある時、その車の後ろに乗せてもらえた感じなんだよ』。

日本人宇宙飛行士の功績も似ている。共に大気圏を飛び出し、『見るだけだった』世界に浸った人多かろう。『天井が、す~っと壁になった』(毛利衛)さん、『美しい地球を、よりよい姿で次世代に』(山崎直子)さん、など、日本語で持ち帰った体感は、貴い。
過去七人の日本人を乗せた米国のスペース・シャトルが、75万人に見送られて、最後の旅に出た。30年、135回に及ぶ飛行は外国人にも開かれ、宇宙を近づけた。しかし、翼のある軌道船を使い回すシステムは、複雑すぎた。

コロンビア、チャレンジャー、ディスカバリー、アトランティス、エンデバー。就役順に『高級車』を並べれば、乗員もろとも失われた古い名、二つが、”澱(おり)”のように、胸に残る。
冷戦下、青天井の予算で国威を託された、アポロ計画と違い、シャトルは財政の重力にさらされ続けた。事故で費用は膨らみ、打ち上げ実績は、50回の目標に遠い。退役は、超大国の衰えと無縁ではなかろう。

地上は難題にあふれ、国を挙げて、天空の”覇”を競う時代でもない。ただ、国際協力の場としての宇宙開発はつないでおきたい。選ばれし者の目を借りて、青い惑星と国境線のない大陸を遠望する。そんな習慣が人類に求められる。

・ 7月10日 『シャトル、最後の旅』
(ポイント・要約)
1.日本人宇宙飛行士の言葉が紹介されています。
(1)天井が、す~っと壁になった。
(2)美しい地球を、よりよい姿で次世代に。
2.冷戦下、国威を託されたアポロ計画・・・コロンビア、チャレンジャー、ディスカバリー、アトランティス、エンデバー・・・。
3.過去、七人の日本人を乗せた、米国のスペース・シャトルが、最後の旅に出たという話題です。
4.地上は難題にあふれ、国を挙げて、天空の『覇(は)』を競う時代ではないというのだろうか・・・

・・・青い惑星と国境線のない大陸の、平和な地球の映像が懐かしく感じます。

 

『天声人語』・・・自己学習(79)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年11月17日(金)19時34分59秒
返信・引用
  ・2011年 7月 9日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 7月 9日 『日本料理を世界遺産に』
(本文)
湿気と暑さにいささか疲れぎみの日々、寒~い、”ダジャレ”をひとつ。『この”ウナギ”は、養殖かなあ』『”ウナギ”は、和食だ』。思案する方もおられるかも知れないが、いえ、解説するほどの、代物ではありません。で、きょうは、”洋食”ならぬ、”和食”の話。ユネスコの世界遺産に、今度は、『日本食文化』で手を挙げようと準備が始まった。めざすのは、世界文化遺産で、祭礼や伝統芸などのほか、食文化も対象になる。農水省が音頭を取っている。

農水省といえば4年前、海外の日本料理店で『お墨付き』を与える制度づくりに着手した。面妖(めんよう)な、”和食”を出す店が多いのを、”憂えて”のことだった。だが、国内では『政府の仕事か』とたたかれ、欧米からは、『スシ・ポリス』がやってくると警戒され、結局、ついえた。世界遺産なら波風も立つまい。

日本料理という『極東のエスニック』の繊細と洗練は名高い。『食膳は、このうえなく、精妙(せいみょう)な一幅の絵に似ている』、と評したのは、フランスの思想家、ロラン・バルトだった。油脂を控えて、素材を生かす。その『澄んだ濃密』の味わいを世界のグルメは称賛する。

これまでに、フランスの美食術や、メキシコの伝統料理、地中海料理が登録されている。秋には韓国の宮中)料理も登録の見通しだという。仲間入りの実力に不足はないと思われる。
四季の織りなしも日本料理の魅力となろう。≪美しき 緑走れり 夏料理≫、星野立子(ほしの・たつこ)。氷に載せた白身魚の、”洗い”だろうか。それとも、”冷や奴”? めざすという、2年後の登録成就を楽しみに待つ。

・ 7月 9日 『日本料理を世界遺産に』
(ポイント・要約)
1.ユネスコの世界文化遺産に『日本食文化』を登録できないかという運動を始めている
  という話題です。
2.世界文化遺産には、祭礼や伝統芸などのほか、食文化も対象になり、農水省が音頭を
  取っているということです。
3.油脂をひかえて素材を生かす。その、『澄んだ濃密さ』の味わいを、世界のグルメが称
  賛するであろう、ということです。
4.フランスの美食術、メキシコの伝統料理、地中海料理が登録されていて、今秋には韓
  国の宮中料理が登録されるであろうということです。
 

ビルボードに

 投稿者:鳥星  投稿日:2017年11月17日(金)10時55分43秒
返信・引用
  近代日本美術協会展:明日から始まります。
場所は上野・東京都美術館。
 

古書図鑑風

 投稿者:鳥星  投稿日:2017年11月16日(木)13時28分16秒
返信・引用
  オオセグロカモメ(カナダ)とミヤコドリ(フランス)  

『天声人語』・・・自己学習(78)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年11月16日(木)08時03分18秒
返信・引用 編集済
  ・2011年 7月 8日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 7月 8日 『原発の≪サクラ・メール≫
(本文)
『サクラ』の語源は、はっきりしないらしい。春に咲く”サクラ”ではない。客を装って品物をほめたり、高くかったりして購買心をあおる”サクラ”のことだ。露天商の隠語から広まったらしいと、手元の辞典にはある。

さて、電力会社にはどんな隠語があるのだろう。玄海原発の運転再開をめぐる県民向けの説明会に絡み、九州電力の幹部が再開賛成の『サクラ・メール』を贈るよう、子会社などに指示していたことが露見した。会社思いの『単独犯行』と思う人は、まずいまい。
企業の『文化』が、”あ・うん”の呼吸の上意下達か。社長の謝罪会見も”奇態”だった。『責任は私に』と言いつつ、関与を聞かれると、はぐらかした。押し問答が続き、途中で”メモ”を渡されて、『指示はしていません』。虚実と損得を”天秤”に掛けたのが、丸見えだ。

ものごとの倒錯を表わすのに、”足を削って靴に合せる”の”愚”の例えがある。原発は事実を曲げ、真実を隠して、『神話』という”靴”をはいてきた。そのうえ”世論”をゆがめる企てときては、欺瞞はいよいよ深い。

原発の怖さは放射能だけではない。反原発を貫いた、故・高木仁三郎氏の一冊から拝借すれば、こういうことだ。≪ひとつの原発の建設は、その他の選択肢をすべて圧殺してしまう。巨大な資本が投入され、地域経済も支配される。巨大権力集中型のエネルギー社会を、否応なしに生み出していく≫。

聞けば、海江田経産相も辞意を固めたそうだ。地震列島にこの政治、この電力会社。信ずべきものがいよいよみつからない。

・ 7月 8日 『原発の≪サクラ・メール≫』
(ポイント・要約)
1.玄海原発の運転再開をめぐる県民向けの説明会に絡んで、九州電力の幹部が子会社などに、
  ≪再開賛成≫の『サクラ・メール』をおくるように指示したということです。
2.社長の謝罪会見では、『責任は私に』と語った後、関与の押し問答の途中でメモを渡さ
  れ、その直後から、『指示はしていません』という応答に変わったという話です。
3.海江田経産相の辞意が固まりつつあるという話題もあるそうです。

  7月1日の同コラムの中で、同氏が『政府が責任を持つ』と公言したような文面があ
  ります。・・・すると、いったい・・・???
 

北島さんの絵

 投稿者:o-chan  投稿日:2017年11月15日(水)18時05分10秒
返信・引用
  鳥星さん、受賞おめでとうございます。
同窓生の中には絵を描く方が本当に多いですね。当たり前のことかもしれませんが、それもそれぞれ個性豊かな素敵な絵ばかりです。

その一人の北島さんの絵を今月は楽しんでいただきましょう。
つつましげに目を伏せて足を揃えながら、「どちらにしようかな」と相手の出方次第で選ぼうという、なかなかしたたかな女性のようですね。

新風児さんが一ヶ月日本を留守になさっている間は、アッシー君頼みの私もお絵描きはお休み。明後日からまた始まります。今まで動物がほとんどでしたが、最近は花や風景にも挑戦していて、今度もカレンダーの風景写真を描くつもりです。プロの写真家の風景写真は、本当に素晴らしく、それを絵であらわすのは私のとって至難の技ですが。

来年の干支は犬だから、そっちの方も練習しなくちゃ。

 

『天声人語』・・・自己学習(77)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年11月15日(水)08時56分10秒
返信・引用
  ・2011年 7月 7日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 7月 7日 『夏時間と”5時の影”』
(本文)
英語で『ファイブ・オクロック・シャドー』と言う。訳すと、『午後5時の影』と言っても、夕日に伸びる影ではない。会社の引け時になると、朝に剃った”ヒゲ”が伸びて男の顔にうっすら影を作る。そのかすかな”翳(かげ)り”のことだ。
粋で渋いが、ただの無精にみられるかは、その人次第となろう。そんなふうに象徴的に、『9時から、5時まで』と言われる働き方が、この夏、様変わりしつつある。始業と終業を早める、”サマー・タイム”を取り入れる企業が、”じわり”広まっている。

『短夜(みじかよ)』『明け易(あけやす)し』といった”季語”さながらに、夏の朝は、5時には明るい。天然の照明と、朝の冷気を無駄にするのは、思えばもったいない。夏時間を当て込んでの、『アフター4・商戦』も熱を帯びてきた。
夕刻の余暇利用も利点とされる。習い事、スポーツ・ジム、家族とのひととき・・・。『朝早いのはつらいけど、この1時間は貴重です』という声を記事が伝えていた。

小紙の調査によれば、主要企業の導入機運はかつてなく高いという。
国の制度としての”夏時間”は、賛否を二分してきた。反対論の一つに残業があった。日が高くては帰れない。長く働かされるだけだ、と。だが、この夏は電力不足で、いわば早上りのための措置だ。横並びで居残る企業文化を買える契機になるだろうか。
楽観主義者はドーナツを見るが、悲観主義者はドーナツの穴を見るのだそうだ。不足を嘆かず、ある電気を賢く使いながら、暮らしや価値観を変えていきたい。思えば、得難いチャンスである。

・ 7月 7日 『夏時間と、”5時の影”』
(ポイント・要約)
1.この夏、『9時から、5時まで』と言われる、従来の働き方が、一部で様変わりしよう
  とする動きがあるという話題です。
2.サマー・タイムの導入で、早朝の天然の照明、冷気の利用と、夕刻の余暇利用の気運
  です。
3.賛否両論で、楽観主義者はドーナツを見るが、悲観主義者はドーナツの穴を見るそう
  だが果して電気を賢く使いながら、暮らしの価値観を変えるところまで行くかどうか・・・。
 

『天声人語』・・・自己学習(79)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年11月14日(火)06時50分58秒
返信・引用 編集済
  ・2011年 7月 6日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 7月 6日 『復興相のスピード辞任』
(本文)
サッカーの”スーパー・サブ”といえば、”控えの切り札”を言う。ここぞの得点や局面打開を狙って、試合途中に投入される。なのに即座に”レッド・カード”を食らっては、指揮官は青ざめ、観衆は”興ざめ”だ。目玉人事で就任した、松本復興相が、わずか9日で”退場”となった。

今の最重要課題を担う、”閣僚”である。本人は就任を渋り、首相が”三顧の礼”で頼み込んだそうだが、関係はない。『大臣風』を吹かせ、『なってやった』と言わんばかりの、”居丈高”を被災地に向けては、人心は離れる。
帰京後も自覚はなかったようだ。宮城県知事が、”不快感”を示したと、報道陣から聞くと、『うわ~、すごい知事だな』。旗色が悪くなると、『九州の人間だから、語気が荒い』『B型で短絡的』など。男の”甘え”」と、”少女趣味”をこき混ぜたような弁解をした。
スピード感は辞任ではなく、復興にこそ欲しいのに、発揮場所が違う。それにこれほど誰もが当然視し、身内でも”庇(かば)いようのない”放言辞任も少ないだろう。

≪ひょっとして、政権つぶしの刺客かな≫。小紙、川柳欄の”勘ぐり”にも、一理ある。
『信なくば、立たず』、と孔子は言う。ずばり突くだけに”座右の銘”にする政治家は多い。この騒動で被災地の『信』はさらに細っていよう。菅政権にまだ”立つ瀬”があるかどうかは、心もとない。

野党の追及がわりと静かだったのは、あまりの”体たらく”に、政敵まで、悄気てしまったからか。鏡に映る政治の姿の不器量に、与党も野党も、
”たら~り”、脂汗を流す。この”ガマ”の油、何の傷にも、効きそうにない。

・ 7月 6日 『復興相のスピード辞任』
(ポイント・要約)
1.現状での最重要課題を担うという、目玉人事で就任した、松本復興相が、わずか9日
  で退いたという話題です。
2.本人は就任を渋ったが菅首相が『三顧の礼』で頼み込んだという経緯があ
  ったとはいうものの周囲からは≪大臣風を吹かせ≫≪なってやったと言わんばかり≫
  ≪居丈高≫・・・ということである。
3.被災地の宮城県知事には、不快感を示されあす。
4.自覚もなく、≪すごい知事だ≫≪九州人だから語気が荒いんだ≫≪B型で短絡的≫な
  どと、勝手な放言です。
5.被災地の『信』は細り、これでは管政権の立つ瀬はなく、心もとないという記者の評
  です。

・・・変なところで、≪九州人気取り≫≪B型語り≫も、不愉快なものです・・・。
 

『天声人語』・・・自己学習(78)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年11月13日(月)08時46分25秒
返信・引用
  ・2011年 7月 5日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 7月 5日 『タイに初の女性首相』
(本文)
権力の座から滑り落ちた政治家はときに、味わい深い言葉を残す。5年前、タイの首相だったタクシン氏は、訪米中にクーデターで失脚した。『私は首相としてここに来たが、無職の男として去ることになった』、はニューヨークを去る際のひと言だ。

現在は放逐された状態で、異国暮らしに甘んじている。そんな兄の無念を妹が晴らしたことになろう。タイで総選挙があり、氏の妹、インラック氏を首相候補にした野党が過半数を取った。初の女性首相は、『兄の操り人形』の批判を跳ね返すことができようか。

”赤シャツ派”と”黄シャツ派”に割れての騒乱は記憶に新しい。国際会議の妨害。空港の占拠。治安部隊との流血衝突では、日本人カメラマンが落命した。”赤”の新タクシンと”黄”の反タクシンによる国内二分は今も、『ほほえみの国』を揺るがし続ける。
タクシン氏は汚職で有罪判決を受けている。だが、憶万長者ながら、貧者に手厚かった。人気は根強く、嫌悪も激しい。妹は、『国民和解』を掲げるが、”赤”と”黄”の溝は深い。オレンジ色に溶けあうのは、容易ではない。

かつて小欄が、タイ僧は地獄と極楽をうこ説明するそうだ、と書いていた。どちらにも、
”ご馳走”があって、腕より長い”?箸(はし)”が置いてある。『地獄』では、自分で食べようとするが、箸が長すぎて口に入らず、争いだけで終わってしまう。
『極楽』では、自分の箸で、人の口に入れてあげる。互いにそうするので、誰でもたっぷり食べられる、と。融和への知恵と手腕を、新首相に期待できるかどうか。

・ 7月 5日 『タイに初の女性首相』
(ポイント・要約)
1.タイの首相だった、タクシン氏が5年前に訪米中に、クーデターで失脚します。
2.氏の妹、インラック氏が、総選挙で過半数を取り、タイで初めての女性首相が誕生し
  ます。
3.『赤シャツ派』と『黄シャツ派』に割れての騒乱が続きました。
  ≪国際会議の妨害≫≪空港占拠≫≪治安部隊と流血衝突≫≪日本人カメラマン落命≫
4.タイの僧による、『地獄と極楽の話』が紹介されています。
(1)『地獄』にも『極楽』にも、≪ご馳走≫があって、腕より長い”箸”が置いてある。
(2)『地獄』では、自分で食べようとするが、箸が長すぎて口に入らず、争いだけに終わ
  ってしまう。
(3)『極楽』では、自分の箸で人の口に入れてあげる。互いにそうするので、誰でもたっ
  ぷり食べられる。
  ・・・『融和』への知恵と手腕の話であろう・・・ということです。
 

タゲリ

 投稿者:鳥星  投稿日:2017年11月12日(日)08時39分6秒
返信・引用
  昔この鳥を見てその姿に感動した。
場所は埼玉県志木市の田んぼで。
 

『天声人語』・・・自己学習(77)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年11月12日(日)08時20分47秒
返信・引用 編集済
  ・2011年 7月 4日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 7月 4日 『≪独居(どっきょ)の時代≫の知恵』
(本文)
テレビ相手につぶやく晩酌も悪くはないが、話し相手がいるに越したことはない。会食の席が心地よく盛り上がるのは、4~6人だろうか。この人数だと話題が切れることも、二つに割れることも少ない。

半世紀の昔、NHK・『きょうの料理』の最初の、”おかず”は、材料が”6人分”だった。ほどなく”4人”になり、昨今は”2人前”が多い。小紙の”料理メモ”なども同様だ。それだけ少人数の家庭が増えた。

昨秋の国勢調査の抽出速報によると、家族構成は、一人暮らしが31%に達し、とうとう首位になった。典型だった『夫婦と子ども』は20%だ。独居の高齢者や未婚者が増えた結果、世帯数は5000万を超え、家族の人数は平均、2.46人と最少を更新した。『2人前』には道理がある。
65歳以上の人口比は23%で世界一、15歳未満の割合は、13%で主要国の最低だ。人類未体験の少子高齢化に伴い、社会保障の破綻、老老介護、孤独死と、不安の種は尽きない。

片や、未婚が増える背景には厳しい、懐事情がある。政府の『子ども・子育て白書』によれば、20~39歳の未婚者のうち、男性の83%、女性は90%が結婚を望みながら、経済的な不安から、ためらう人が多い。男性には、『年収300万円の壁』があった。

一人暮らしの気楽さは、加齢とともに心細さにすり替わる。震災に教わるまでもなく、近所での支え合いに救われることもあろう。独居1600万人の時代、頼りは血縁より、地縁かもしれない。たまにはお隣と囲む、食卓もいい。

・ 7月 4日 『≪独居の時代≫の知恵』
(ポイント・要約)
1.半世紀の昔、NHK.きょうの料理の”おかず”の材料は、『6人分』だったというこ
  とです。
2.ほどなくして、『4人分』となり、昨今では、『2人前』になったということです。
3.家族構成は、一人暮らしが、31%で首位、家族の平均人数は、2.46になったと
  いうことです。
4.更に、昨秋の国勢調査によると、65歳以上の人口は、全体の23%で世界一、15
  歳未満の割合は13%で、こちらは主要国の中で、最低であるということです。
5.政府の『こども・子育て白書』調査では、20~39歳の未婚者のうち、男性の83%、
  女性の90%が経済的な不安から、結婚をためらっている、という報告です。
6.一人暮らしの気楽さも、加齢とともに心細さに替わり、血縁よりも地縁で、震災の時
  の教訓でなくても、近所同志の支え合いが大切になってこないだろうか、という記者
  の意見です。

  ・・・個人的な意見を言わせてもらうなら、結婚後の経済的な不安は、昔もあったと思いますが・・・
   書き忘れました。
  ・・・そして、『何故か、≪独居≫、にならないと、確信しています・・・』
 

コガモ

 投稿者:鳥星  投稿日:2017年11月11日(土)10時32分53秒
返信・引用 編集済
  鴨の中で一番小さな鳥です。
プリントしてくしゃくしゃに丸めてのばして貼ってあります。

吟遊視人さん、新風児さん、受賞についてのメッセージありがとうございます。

 

『天声人語』・・・自己学習(76)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年11月11日(土)08時03分25秒
返信・引用
  ・2011年 7月 3日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 7月 3日 『13億円のバイオリン』
(本文)
英国の詩人・バイロンに、大層な音楽賛歌がある。≪”美”の娘らに中にあっても おまえのように奇(く)しき”力”をもつものは ないであろう≫。こう始まる、『音楽に寄せて』(阿部知二・訳)、だ。
詩人の孫娘が愛した、バイオリンが、英国のネット競売で、空前の約13億円をつけた。日本音楽財団蔵の、1721年製、ストラディバリウスで、”銘”は、『レディー・ブラント』。未使用に近い状態で買われたらしい。古くも、新しい、奇しき”力”である。

イタリアの弦楽器職人、アントニオ・ストラディバリ(1644~1737年)の作は、約600丁が現存する。300年の時が熟成した、”高音”は輝き、”低音”は温かく、豊かな、”倍音は、コーラスにも例えられる。演奏家の憧れだ。
千住真理子さんは9年前、”億”の借金をして、スイスの富豪から、”名器”を手に入れた。試奏して、”生き物”の存在を感じた、と語る。『小手先の技術は通じない。狙った音がなかなか出ず、これまで演奏してきた音楽は、”無いも同じ”と覚悟しました』。それほどの転機だった。

日本音楽財団は、約20丁を所有し、奏者に貸与している。”虎の子”の売却収入は、東北地方の祭りや伝統芸能の再生に使われるそうだ。『非常時だからこそ、一番いいものを出した』という。
冒頭の詩から、もう一節。≪その時、音に魅せられた大洋は鳴りをひそめ、浪はしずまりきらめきわたり、風は凪ぎ、夢みながらまどろむ≫。『貴婦人』は海のかなたに去っても、貴産は被災地の文化を支え続ける。万物を鎮める、残響に期待したい。

(ポイント・要約)
1.イタリアの弦楽器職人、アントニオ・ストラディバリ(1644年~1737年)が
  制作したバイオリンは、約600丁が現存しているということです。
2.バイオリニストの千住真理子さんが、9年前に『億』の借金をしてスイスの富豪から
  その『名器』の一つを、13億円で譲り受けて貰ったという逸話が紹介されています。
3.そのバイオリニストの声も紹介されています。
 ≪小手先の技術は通じない。狙った音がなかなか出なかったが、これまで演奏してきた
  音楽は、”何も無いも同じ”と覚悟した≫、と言わしめたということです。
4.日本音楽財団は約20丁を所有し、奏者に貸与していたが、非常時ということで売却
  し、その収入は東北地方の祭りや伝統芸能の再生に使用されることになったようです。
 (詳細が判りにくい文書で、読み誤りがあったら、お許し願います)。

 個人的なことですが・・・記憶違いがあったらお詫びしますが、O-chanと牟田さんの
 一緒に、ニュージーランドへ行ったとき、バイオリンの制作を学んでいる方の工房を訪
 ねたことがありました。ストラディバリのこと、クレモナで3年に一度行われる、≪ト
 リエンナーレ(バイオリン制作競技会)≫のことを話題にしたことがありました。
 あの方はその後、気に入ったバイオリンが作れたでかどうか、ふと思い出しました。

 

最近の「万華鏡」に思うこと

 投稿者:新風児  投稿日:2017年11月10日(金)17時39分50秒
返信・引用 編集済
  先ずは鳥星さんの近代日本美術協会展での受賞おめでとうございます。長年の地道な努力の賜物だと思います。この様なアーテイストを同窓生の仲間に持てて誇りに思います。

さて、このところ身辺の忙しさに追われて、なかなかこちらへの書き込みができずにいました。それでも、つい最近吟遊さんが異星人さんに宛てた質問にどの様な答えが返ってくるのを首を長くしている1人です。誰かの書き込みに異論を持つことは大事だとは思いますが、それなら正々堂々と異議を唱える根拠を示すのがフェアな態度ではないかと思います。

しかし、私が思うには既に自分のニックネームを「異星人」と称されているのを見て、正々堂々と議論ができるお方ではない様に思われます。つまり自分は地球人ではなくて他の惑星からきた者だと最初から雲隠れを決め込んだお人の様に思われるからです。とは言っても、吟遊さんが質問されたそれぞれの質問は私自身がとても知りたいと思う事柄ばかりです。

あれだけ国民や議会制民主主義をバカにして息を吐く様にウソをつき、国民の税金を何兆円も、再度言いますが、何兆円も外国やお友達にばらまいていても、異星人の様に性懲りも無く騙され続けたいと願望する人間が現実にいることにとても驚かされているからです。
それだけでなく、騙されていながら、それを指摘する人を攻撃するのはどの様な頭を持つ人なのだろうかとも、考えます。吟遊さんは安倍の悪政を一つ一つあげて、丁寧に問題提示をしていることに、なんらまともに反論もできないくせに、ただ盲信し、それに異を唱える人を誹謗中傷する態度は誇り高き11期生の態度では無いと思います。

もう一つこの機会にお話ししたいのは、この万華鏡のサイトは無記名で誰でも思った事を書き込める事から、とても寛大であるとは思いますが、逆に無責任な投稿も取り込んでしまう危険があります。私が感じるのはこの万華鏡のサイトが発足して既に10数年間経っており、この基本的なサイトの運用法にも見直す時期に来ている気がします。

フェアな気持ちで実名で投稿する事を前提にして始めたフェースブックのサイトには最初から好感を持っていて、ベルギーにいた時から未だに気持ちよく投稿を続けています。そして、気心の合う仲間同士で情報の交換をするし、ただ単に同窓生仲間同士だからという理由で、尚且つ無記名で可能なサイトを立ち上げた物には自ずと限界がある様にさえ思います。

サイレントマジョリテイーなんて分かった様なわからない様な言葉で自分と異なる意見を持つ人を非難していい気になっているバカかもしれません。又はマジョリテイーがいつも正義だとは言えないのです。ヒットラーの時代はドイツ国民のマジョリテイーが何の疑いもなく100万人の以上のユダヤ人を殺したのですよね。いや自分はドイツ人では無いと言われると思いますが、我々が生まれたつい前の戦前の時代は中国人、朝鮮人は殺しても罪にならない、自分は偉大な日本人だと思っていたのですよ。今はアメリカ人が日本人をそう思っているのかもしれません。バカな安倍をうまいこと丸め込んで、貯め込んだ日本人のお金でアメリカから武器を買わせて、北朝鮮と戦う様に仕組んでいると思ってはどうでしょうか?事実、安倍のバカは国連の場で、対話の時代は終わった。これからは北に対して圧力をかける時代だなんてトランプが大喜びしそうな話をしたのですから、後には引けません。税金はどんどん兵器の購入に充てて、年金も無くなります。義務教育の無償化もただのお話に終わります。保育士への援助充実は選挙の前だけのお話しです。森かけ問題はまだ終わっていません。それでも異星人さんは安倍を妄信する
「チンピラ右翼」なのでしょうかね。

この様な人を相手に老後の限られた時間を無駄にはできません。この件については二度と書き込みませんので、もう一度、吟遊さんの書かれたアベゾーのおそまつさー1~28全話を、お読みください。
 

『天声人語』・・・自己学習(75)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年11月10日(金)07時53分24秒
返信・引用
  ・2011年 7月 2日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 7月 2日 『迎え撃つ、≪節電の夏≫』
(本文)
”こう暑くては猫といえどもやりきれない”、とぼやくのは、漱石のあの有名な『吾輩』だ。皮を脱いで、肉を脱いで、骨だけで涼みたい。せめてこの毛衣を”洗い張り”にしたい、など色々並べる。団扇(うちわ)を使ってみたいが、握ることができない・・・と愚痴るのは、おかしくも、お気の毒である。

明治の猫も暑かったろうが、平成の人間も暑い。この時期としては記録的な猛暑が各地で相次いだ。夏をつかさどる”炎帝”の顔見せ挨拶だろうか。今年も手ごわそうで、九州南部はこれも記録的な早さで梅雨があけた。そして、”節電の夏”が始まった。

東京、東北電力管内できのう、『電力使用制限令』が発動された。企業など、大口需要家に、15%の節電を求める強制措置だ。語感が『戒厳令』や、『灯火管制』に似ているからか、どこか”夏を迎え撃つ”気分になる。
家庭の15%は、努力目標となる。早い話、大食いの”エアコン”を止めれば達成できる。だが、心頭滅却の我慢は長続きしないし、体に良くない。ここは無理せず、細かい節約を積んで、贅肉を落としたい。

『家の作りようは、夏をむねとすべし』と書いたのは、『徒然草』の兼好法師だった。耐え難いのは暑さ。冬の寒さは何とかなる、と。”卓見”が身に染むが、その高温多湿はまた、様々な”消夏法”を生み出してもきた。
エアコンの剛腕に小さくなっていた、それらの古いものが、相次ぎ、復活の兆しだという。ぼやきたい暑さにも潤いはあろう。古きを温(たず)ねて、涼を知る。『温故知涼(おんこちりょう)』の新しい、「四文字』を、夏の座右に置くのもいい。

(ポイント・要約)
1.九州南部で記録的な早さで梅雨が明けたというニュ-スです。
2.東京・東北電力管内できのう、『電力使用制限令』。企業などの大口需要家に15%、
  家庭では、15%の努力目標、節電・強制措置が出たということです。
3.エアコンを止めれば達成できそうな数字であるということですが、心頭滅却の我慢に
  は限界があり、難しいということです。
4.エアコンの普及で古くなり、片隅に押しやられていたものに登場してもらって、少し
  でも、節電を手伝って貰いましょうという、記者の意見です。

 ・・・『天声人語・コラム文』を読んで、その文の≪一番のポイントは何だろうか?≫≪記者が一番言いた いことは、何だろうか?≫、を考えるだけのことですが、読み慣れるということもあってか、だんだん記事 に親しみが持てるようになります。
 ・・・もしかして・・・”読み”の≪成果≫・・・かな・・・???

 

『天声人語』・・・自己学習(74)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年11月 9日(木)08時39分57秒
返信・引用
  ・2011年 7月 1日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・でrす。

・ 7月 1日 『原発からの直線距離』
(本文)
朝日俳壇でよくお見かけする、兵庫県の、足立威宏(たけひろ)さんに、次の入選句がある。≪原発と 直線距離の 寒さかな≫。震災後の作ではない。4年前に、金子兜太(かねこ・とうた)氏の”選”で、一席になった。『ズバリ分かる言い方』が、選者の『評』だ。

足立さんは地図上で、福井県の原発銀座にコンパスを刺して回してみた。すると自宅の辺りが、半径、50~60キロの”孤”の上にあった。山河に遮られて、道路や鉄道では遠い所み、直線だと近い。『寒さ』は、心胆の寒さでもある。震災の後、各地の原発との直線距離に、同じ、『寒さ』を思う人は少なくあるまい。

佐賀県の玄海原発の運転再開をめぐって、海江田経産相が地元を訪れた。説明を受けて、県も玄海町も再稼働を容認する姿勢という。だが、原発との距離を案じる近隣自治体の人々は、どう聞いただろう。放射能は県や町の境界で止まってはくれない。

『安全性には国が責任を持つ』と大臣は言う。福島の事故による信頼失墜の自覚は、政府にはないようだ。しかし、知事は、『安全性の確認は、クリアできた』と応じた。少々、物わかりが良すぎないか。
『お墨付き』の由来は、大名らが臣下に与えた、領地保証の文書という。だがいまや、お上の保証は、”墨”がかすれて頼りない。誰もが信ずべきものを見つけあぐねる中、拙速はさらなる”不信”を生もう。

≪原発の”同心円”に居て 仰ぐ”おぼろ”の 月まどかなるかな≫。こちらは、5月の歌壇に載った、福島市の、美原凍子さんの一首。18カ所の原発がある国に、18の”同心円が、目には見えず、同居している。

・ 7月 1日 『原発からの直線距離』
(ポイント・要約)
1.佐賀県の玄海原発の運転再開をめぐって、海江田(かいえだ)経産相が地元を訪れ、
  原発の再稼働に関連しての安全性についての説明をしたということです。
2.その結果、県も玄海町も原発再稼働を容認するという姿勢が見受けられたということ
  です。
3.近隣の自治体はどう聞いたのか、福島の事故による信頼失墜の自覚はづだったのか。
 (1)海江田大臣は『安全性には国が責任を持つ』と言ったということです。
 (2)知事は『安全性は確認、クリアできた』と応じたということです。
4.一度原発の所在地から自宅の同心円を描いてみてはという記者の意見です。思ってい
  る距離よりすぐ近くだということに感じるのではないだろうかということです。

  ・・・『安全性には国が責任を持つ』とは・・・『安全性の確認は、クリアできた』とは、どうとらえた  らいいのだろうか・・・あの、『安全の神話』よりも、心細いのでは・・・???
 

鳥星さん、異星人さんへ

 投稿者:吟遊視人  投稿日:2017年11月 8日(水)18時20分59秒
返信・引用
  鳥星さんへ、
受賞おめでとうございます。斜光編集委員会の反省会を兼ねた忘年会開催日の19日に観に行きたいと思っていました。楽しみです。

異星人さんへ
今回のアベゾーによる私利私欲の解散劇、有権者の政治的劣化(といっても有権者の20%たらずが自民党へ投票したに過ぎないのですが)を象徴するように、こんなアベゾーの大勝に終わりました。アベゾーシンパ(?)の貴殿にとっては祝杯をあげたい気持ちになられたことでしょう。
そこでですな、先の投稿でお願いしたように、ぜひ「アベゾー支持の理由」をお聞かせください。ただ単に支持する理由を書けないようだったら、以下の質問に答えてください。

1.今回の解散についてどう思うか
2.アベノミクスについての見解
3.私がシリーズとして連載している「アベゾーのおそまつさ」の具体的な批判を

これだけ具体的に質問すれば、何かは書けるでしょう。あれだけ横文字を連ねて、アンチアベゾーの投稿へ非難なされたのだから。

私はなんらの論理的な理由もなくて、盲目的にアベゾーなんかを支持する連中のことを「ちんぴら右翼」と見なしています。
心情右翼という言葉もありますが、こんな丁寧な言葉で表現するには(アベゾー同様に)おそまつすぎるからです。
どうか「ちんぴら右翼」と見なされないためにも上記についての投稿を期待しています。
最近はうんざりするようなことばかりで、刺激的な風景や言動に出くわさないかと持っています。大いにアベゾーについて議論しましょうよ。
 

今年の蝶

 投稿者:鳥星  投稿日:2017年11月 8日(水)15時28分10秒
返信・引用 編集済
  この夏の印象
F3Langton300g:鉛筆・透明水彩・コラージュ。
黒いチョウはジャコウアゲハ♀:今年はこの蝶の採集に明け暮れました。
4ッつの蝶はオオゴマダラ、葉っぱはマロニエ。
 

『天声人語』・・・自己学習(73)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年11月 8日(水)14時57分3秒
返信・引用
  ・2011年 6月30日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 6月30日 『6月の言葉から』
(本文)
悲しみの中にめぐる月日。戦災から百カ日の、『卒哭忌(そつこくき)』を過ぎて、暦はきょうで今年を折り返す。雨の向こうに、明日を見たい、6月の言葉から。

『北隅(きたくま)の茶摘み』とされる、岩手県・陸前高田市の”気仙茶。被災で収穫が危ぶまれたが、地元の高校生の協力で、『一番茶』を摘んだ。
自宅を流されて諦めていた、お茶農家の、紺野隆治さん(96)は、『茶摘みが出来てうれしい。必ず戻って体が動く限り、茶栽培を続けたい』。

仙台市の小中学校の約8万人が、『仙台七夕まつり』の飾り作りを始めた。震災で自宅に住めなくなった、山内優希さん(14)は、『前向きに歩いていけるよう、きれいな吹き流しを作りたい。仙台はこんなに元気なんだぞって知ってもらいたい』。みちのくの夏を”祭り”が彩る。

将棋名人戦で、羽生善治名人を、森内俊之九段(40)が下した。歴史に残る名勝負を制して、『羽生さんは、自分を一番引き上げてくれた人。羽生さんがいたから、今の自分がある』。”同い”年の好敵手の”言”や良し。

『私はもう一度写真を見た みんな笑っている 幸せそうに笑っている 愛する家族がいたはずだ たくさんの夢があったはずだ』。沖縄の中2、嘉味田朝香(かみた・ともか)さん(13)が、慰霊の日の戦没者追悼式で自作詩を朗読した。『奪った戦争を 私は許さない』と声は続いた。

11日に全国各地で、”脱原発”のデモがあった。広島市の石井千穂さん(33)は、3歳の長男を連れて参加した。『将来、あのとき何もせんかった、と悔やみたくないから』。誰もが真剣に、未来を考え始めている。

・ 6月30日 『6月の言葉から』
(ポイント・要約)
 日々の『天声人語』で紹介できなかった、当月の話題・言葉のいくつかの紹介です。
1.仙台市の小・中学校で、8万人の生徒が『仙台七夕まつり』の飾り作りを始めたとい
  う話題です。自宅に住めなくなった14歳の生徒の方の声です。
 『前向きに歩いていけるように、きれいな吹き流しを作って、≪仙台はこんなに元気な
  んだぞ≫というところを知ってもらいたい』。
2.6月11日に全国各地で開催された、脱原発デモに、3歳の長男を連れて参加した広
  島市の主婦の方の声です。
 『将来、あのとき何もせんかったと悔みたくないから・・・参加しました』。

  ・・・参加して・・・声にして・・・初めて意義があるのかも知れません。

 

受賞

 投稿者:鳥星  投稿日:2017年11月 8日(水)09時15分28秒
返信・引用
  本日小品公募部門で優秀賞の受賞の知らせが入りました。
意外でした。本人もびっくり。
取り急ぎ
 

『編集手帳』の話題から・・・

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年11月 8日(水)08時06分52秒
返信・引用 編集済
  今日は、今朝の読売新聞の・『編集手帳』コラム文からの話題です。

『2017年11月 8日』
(本文)
キリギリスは秋の季語だが、漢字は冬に虫二つで、『螽斯(きりぎりす)』とも書く。その季節に縁があるらいく、暦が立冬を告げたきのう、ヨミウリ・オンラインに楽しい話題を見かけた。
ピンク色のキリギリスが長崎県・西海市で見つかったという。突然変異とみられている。小学5年生の女子が家族と田んぼに稲刈りに来て捕まえたそうだ。お手伝いだろうか。公園でもピクニックでもないところが田舎育ちの小欄のは懐かしく感じられる。

とはいえ捕まった虫には災難だろう・・・と思うのは早計であるらしい。普通は緑か茶のそれがここまでエレガントになると天敵に見つかりやすい、とは寄贈を受けて展示中のバイオ・パークの話である。
もしかすると、優しい女の子に出会ったことで寿命を延ばしたかもしれない。

それはそれとして、辞書を引いたとき、虫の名の近くにもピンクに染まりそうな言葉があった。
【きりきり舞い】。≪わたしピンクのサウスポー きりきり舞いよ・・・『サウスポー』作詞・阿久悠、作曲・都倉俊一。
職場の隅で思わず口ずさんだ。先週、日本シリーズが決着し、プロ野球も終わった。冬が来ましたね。

(ポイント・要約)
1.長崎県・西海市で小学校5年生の女の子が、ピンクの『きりぎりす』を捕まえたという話題です。
2.記者が『きりぎりす』を辞書で引いたら、『螽斯』という感じがあったということです。
(斯という字は、虫偏がつくということです)
3.辞書で、『きりぎりす』の文字の近くに、『きりきり舞い』という字もあったとか・・・。
4.きりぎりす・・・きりきり舞い・・・サウスポー・・・日本シリーズ終了・・・プロ野球の終了・・・冬の到来・・・という連想です。

ふと、長女がピンク・レディのアクションをまねて、テレビの前で歌っていたのが思い出されました。
ピンクの『きりぎりす』を捕まえた、小学校5年生の女の子に、『ピンク・レディ』の話が通じるだろうか。・・・昭和が遠いものに感じてしまいました。
 

『天声人語』・・・自己学習(72)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年11月 6日(月)08時58分5秒
返信・引用 編集済
  ・2011年 6月29日・朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 6月29日 『アフガン少女の爆死』
(本文)
菜の花畑の明るさには、希望と未来がある。アフガニスタンの荒涼とした山を背景に、黄色が咲き乱れ、花を摘む少女の笑顔がはじけている。この国で3年前、農業指導の活動中に武装集団に殺された、伊藤和也さん(当時・31)が撮った写真だ。

荒廃した国で、汚れのない瞳に望みを見たのだろう。伊藤さんは現地の子らの写真を多く残した。その表情の幾つかが、昨日の国際面のいたたまれない記事に重なりあった。アフガンで8歳の女の子が爆弾入りの小包を持たされて爆死したという。
女児は何者かに頼まれて、警察施設に小包を運んだ。遠隔操作装置が組み込まれていて、近づいたところで爆発した。不憫でならず、人間の所業とも思えない。

『長い戦争に責任ある形の終わりが來るだろう』、とオバマ大統領は言う。先週、アフガンからの撤兵計画を発表した。だが今後、その『平和』からこぼれ落ちて消える住民の命はどれほどになろう。治安改善の実感は現地にはない。

この国を舞台に映画を撮ったイラン人監督、マフマルバフ氏が言っていた。『米軍が爆弾でなく、本を落としていたら』。識字率は、男性で50%、女性は18%しかない。無知と貧困こそ暴力とテロの温床になる。

志半ばで倒れた、伊藤さんのご両親は、遺志を継いで、『菜の花基金』を作った。集まった寄付金で先月、現地の学校の寄宿舎を贈った。孤児や遠隔の子らが学ぶための施設だという。先は遠いだろうが、信じたい。硝煙の地に穏やかな日常が戻るときを。

(ポイント・要約)
1.昨日、アフガニスタンで、8歳の少女が何者かに頼まれて、警察施設に小包を運んで
  近づいたところで、遠隔操作装置が仕組まれていた爆弾で爆死させられたということ
  です。
2.アフガニスタンを舞台に映画を撮っているイラン人監督の話が紹介されています。
 (1)無知と貧困が暴力やテロの温床になっている。
 (2)米軍が爆弾ではなく、本を落としていたら・・・。
3.3年前、アフガニスタンで農業指導の活動中、武装集団に殺された男性の両親が、亡
  くしたご子息の遺志を継いで基金活動をして集まった寄付で、現地の学校の寄宿舎を
  建設したりして活動をしているということです。

  ・・・何も知らずに、小包を届けようとしたのでしょうか・・・
  8歳で断たれた命・・・『人生』、と言えるかどうか・・・むごい仕打ちです。
 

佐賀のバルーン大会

 投稿者:吟遊視人  投稿日:2017年11月 5日(日)22時17分14秒
返信・引用
  佐賀の友人が毎年11月はじめに開催される「バルーン大会」の写真を送ってくれました。天候にも恵まれて盛会だったそうです。

また会社OBの友人が教えてくれたのですが、明日のNHK19時半からの「鶴へいの家族で乾杯」という番組では、武雄市がぶっつけ本番で出るそうです。
日ごろめったにテレビは見ないのですが、せっかくおしえてくれたので、このじかん45分は見ようかなと思っています。
 

ウスバシロチョウ

 投稿者:鳥星  投稿日:2017年11月 5日(日)19時23分56秒
返信・引用
  和紙に描いてコラージュ。  

『天声人語』・・・自己学習(71)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年11月 5日(日)08時25分47秒
返信・引用 編集済
  ・2011年 6月28日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 6月28日 『人肌体温だった恐竜』
(本文)
爬虫類のイメージを、擬態語で表せば、ヌルリ、ゾクリ、ヒヤリだろうか。蛇にせよ、蜥蜴にせよ、てらてら光って冷たそうだ。だが、意外というべきか、かつて栄えた恐竜は、『人肌』の体温があったと、東京で読んだ紙面が伝えていた。
米独の研究チームが草食恐竜、ブラキオサウルスとカマラサウルスの体温は、36~38度だったと発表した。もっともこれまでは、40度前後と推定されていたから、下方修正らしい。近年は鳥類の起源ともされる恐竜だが、素人には”人肌”との取り合わせが面白い。

ブラキオは推定で、体長が23メートル、体重が40トンあった。巨体の維持には、大量の食物がいる。体温を人肌なみに抑えることで、エネルギー消費を少なくしていた可能性もあるという。しかし、そんな『努力』も、小惑星の衝突で、”無”に帰したとされる。
約6500万年前に、小惑星が地球とぶつかった。飛散した”紛じん”が太陽光を遮り、寒さと食料の欠乏で多くの生き物が絶滅した。巨体ほど”もろかった”というから、恐竜には受難だった。

時は巡り、いま1日に100種の生物が絶滅しているという。災いをもたらす『現代の小惑星』に人類は例えられる。なのに去年は、随分見聞きした『生物多様性』の一語は遠のいた印象だ。気がつけば小欄も、今年は一度も書いていない。
反省しつつ、生き物のにぎわう星を案じる。人為による生物の、大量絶滅期に入ったとの警鐘は声高だ。環境の死は、文明の死を招く。ジワリと迫る私たち自身の危機を忘れてはいけない。

・ 6月28日 『人肌体温だった恐竜』
(ポイント・要約)
1.米・独の研究チームが、草食恐竜・ブラキオサウルスとカマラサウルスの体温は36
  ~38度だったと発表した、という話題です。
2.ブラキオサウルスは推定で、体長が23メートル、体重が40トン程で、大量の食物
  が必要だったということです。
3.体温を人肌並みに抑えることで、エネルギー消費を少なくして生き抜いていたという
  説です。
4.しかし、約6500年前に小惑星と地球がぶつかり、飛散した粉じんが太陽光を遮り、
  寒さと食料の欠乏で恐竜も絶滅したということです。
5.現在でも、1日100種の生物が絶滅しているという話で、ひとつには人為による生
  物大量絶滅期と言われるもので、環境の死は文明の死、人類の危機ともいえるのでは
  ないか、という説です。

 アニメ・ロボット・爬虫類・・・70歳をすぎても、≪男の子≫にとっては、≪三種の
 神器(じんき)≫です。興味をそそられます。
 

ポスター2

 投稿者:鳥星  投稿日:2017年11月 4日(土)14時22分35秒
返信・引用 編集済
  バックの額付きの絵は今回出品した作品です。  

ピーター・フォーク

 投稿者:トト  投稿日:2017年11月 3日(金)21時30分40秒
返信・引用 編集済
  ピーター・フォーク、アメリカの映画俳優で最も好きなスターの一人でした。

彼を初めて見たのは、グレン・フォード主演の「ポケット一杯の幸福』でした。グレン・フォードはニューヨークのギャングの親分で何か仕事をする時は、街角の貧しいリンゴ売りの老婆からリンゴを買うことを習慣にしていたのですが、その老婆の娘がスペインの貴族の跡取りと結婚することになり、その老婆から頼まれて、スペイン貴族に対し、その老婆が裕福なレデイと見せるために奮闘するという映画でした。

その様な映画の中で、ピーター・フォークは其のギャングの親分の一の子分で、親分のバカげた老婆への同情に反発してもっとギャングとしてまっとうな道を進むように進言するものの、根はやさしい性格のため、渋々と親分に従い、ギャングとしてのまっとうな生き方とバカげた同情の行為との矛盾に苦しみつつも、親分に従う子分としての悩みや喜びを卓抜な演技で表現していました。

彼は片目が義眼で、片目の動きが変なのですが、その動きを巧みに利用して、コミカルな演技をしていたのが印象的でした。

その彼が認知症になったのですね。寂しい限りです。
 

『天声人語』・・・自己学習(70)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年11月 3日(金)07時58分29秒
返信・引用
  ・2011年 6月26日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 6月26日 『さよなら、コロンボ』
(本文)
『刑事コロンボ』に犯人が捕まらない話がある。往年の大女優が再起をかけて、夫を殺すが脳の病で犯行を覚えていない。しかも余命は数カ月。これを知った親友の演出家が自ら身代わりになる。コロンボは、”うその自白”を戒めつつ、『数カ月は持ちこたえてみせる』の言葉にうなずいた。

そんな泣かせる結末や、鮮やかな、アリバイ崩しが浮かんでは消える。敏腕刑事を温かく演じた、ピーター・フォーク氏が、83歳で亡くなった。晩年は認知症だったが、ファンはその姿を忘れまい。
”30”を前に公務員から転身、”40”過ぎに、生涯の”ハマリ役”を得た。無精ひげ、ボサボサの髪はメーク不要。『車にレイン・コートに、わたしのこの”ツラ”、これだけそろってりゃ充分だ』と自伝(田中雅子訳・東邦出版)にある。

渥美清さん以外の”寅さん”がいないように、コロンボ氏と、日本では、小池朝雄さんの声を併せて完成した。対する犯人役には、男女とも”大物”が使われ、よんどころない事情で殺人に走る成功者たちを、時に切なく演じた。

犯人との知恵比べとは別に、ひそかな楽しみがあった。よれよれのコートの陰から、米国の上流社会をのぞき見る愉悦だ。コロンボが『名ガイド』たりえたのは、俳優の憎めない個性ゆえだろう。
『シャーロック・ホームズのB面』という、”能書き”がお気に入りだったという。以後、『コロンボのB面』とでも呼ぶべき、刑事ドラマが各国に生まれた。恐らくは、満足の口笛を吹きながら、ボートをこいで、霧の海に去る、名優が見える。

・ 6月26日 『さよなら、コロンボ』
(ポイント・要約)
1.敏腕・コロンボ刑事を演じていた、ピーター・フォーク氏が、83歳で亡くなったと
  いうニュースです。
2.30歳前に公務員から転身し、40歳過ぎになって、『ハマリ役』を得た異色スターと
  いえます。
3.無精ひげ、メイク不要のボサボサ頭、ポンコツの愛車、ヨレヨレのレイン・コート、
  日本語の吹替テレビでは、小池朝雄氏の声がピッタリです。
4.米国の上流社会の名優たちが犯人役で、コロンボ刑事が知恵を絞って、ジワジワと追
  いつめます。
5.≪渥美清以外の”寅さん”はいない≫、ように、≪ピーター・フォーク以外の”コロン
  ボ”はいない≫と言わしめました。
  惜しまれながら、また一人・・・淋しくなります。
 

ポスター

 投稿者:鳥星  投稿日:2017年11月 3日(金)01時41分8秒
返信・引用
  A4・切り抜き・コラージュ  

11月MB会ご案内

 投稿者:秋月 孝介  投稿日:2017年11月 2日(木)18時47分2秒
返信・引用
   10月は雨が多い月でしたが、如何でしたか?

 本日は11月MB会のご案内です。
 下記日程で実施致します。
 皆様の参加をお待ち致します。

 参加可否を田村嬢か秋月までお知らせ願います。

11月日程;
 1.日時;11月23日(木)11:00~
     (希望者は10;30~行います)
       今月は土曜日ではなく、木曜日(祝日)です。

 2.場所;田村嬢宅(新居、馬込駅より徒歩3分)
     新居への道順が判らない方は馬込駅より電話して下さい。




 

搬入しました。

 投稿者:鳥星  投稿日:2017年11月 2日(木)09時42分48秒
返信・引用 編集済
  きょうから審査が始まります。
公開は18日土から。
 

10月の、日々の行動報告です。

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年11月 1日(水)08時16分32秒
返信・引用
  月刊読書人氏の『今月の本』の紹介文の書き込みを、半ば羨ましい気持ちで読みながら、ささやかに我が身の月間行動報告です。

10月度、日々の行動です。
1.独り朝食準備・・・・・・ 31 日
2.パソコン操作・・・・・・ 31 日
3.掲示板書き込み・・・・・ 29 日
4.図書館通い・・・・・・・ 24 日
5.散歩・・・・・・・・・・ 10 日
6.読書・・・・・・・・・・ 14 日

10月は、雨の日が多かったのでしょうか、『散歩』が、少なかったようです。
順調な日々だったと思っています。
 

今月の本

 投稿者:月刊読書人  投稿日:2017年10月31日(火)21時36分7秒
返信・引用
  大分前の話であるが、「シネマの会」で観た映画で「ハンナ・アーレント」というのがあった。ハンナ・アーレントとはドイツ系ユダヤ人でナチスに追われ米国に亡命した著名な政治哲学者である。
 映画の内容としては、彼女がアルゼンチンで捕まったアイヒマン(ユダヤ人虐殺の実務的責任者)裁判を(ザ・ニューヨーカーの特派員として)傍聴した。だが極悪人だと思っていたアイヒマンの「ごくありふれた、凡庸な」様子と性格に衝撃を受ける。この時の衝撃がその後、彼女が著した「全体主義の起源」や「エルサレムのアイヒマン」の執筆の契機になるが、米国に帰国してからレポートしたアイヒマン裁判の傍聴記が「アイヒマンに同情的だ」という理由で、親しい友人が離れていき、また本人も含めた家族にも嵐のような批判を受ける、そんなストーリーだったと覚えている。

先日、80年代米国勤務の時に親しくなった友人たちで駒場の日本民芸館など3か所ばかり歩いた。そのあとレストランへ行く途中、「言の輪同人」でもある秋さんが本屋に立ち寄り、購入した本を差し出して「これは面白いよ。読んでみたら」と薦められた。その本とはハンナ・アーレントの「全体主義の起源」で、金沢大学教授の仲正昌樹さんが、NHKテキストとして翻訳しまとめられた本である。

映画のことも思い出したので、帰宅した後、すぐに読み始めた。NHKのテキスト用として発行されたものであるので、簡潔に要領よくまとめられている。硬派の本になるが、「今月の本」として紹介したい。

「ハンナ・アーレント 『全体主義の起源』」 仲正昌樹 著

本書はハンナ・アーレントの著した「全体主義の起源」、「エルサレムのアイヒマン」を中心に、仲正昌樹氏が全体主義を解説する。いまの世界の動きはナチズムがあらわれたころにとても似通っているという。「全体主義」の定義はむつかしい。「全体主義的」となるともっと曖昧だ。だからこの本で全体主義については定義していない。とりあえず、ドイツのナチズム、ロシアのスターリニズムを念頭において議論をすすめている。戦前の日本は全体主義だと学校で習った記憶があるが、いまの北朝鮮は全体主義か、中国や米トランプ政権は全体主義的かなどと考えていくととりとめがつかなくなる。

先にも述べたが、アイヒマンはユダヤ人虐殺の実務的責任者である。アルゼンチンへ逃亡していたが、モサド(イスラエルの諜報機関)が拘束、裁判にかけられた。1961年、ハンナ・アーレントはザ・ニューヨーカーの特派員として裁判を傍聴。極悪人だと思っていたアイヒマンの「ごくありふれた、凡庸な」様子に衝撃を受ける。
家庭にあってはよき父親であり、組織にあっては粛々と仕事をこなす完璧な能吏であり、上司の命令に従順に従うことに悦びを見出し、こつこつと昇進をめざし、最高指導者の考えをこころから崇敬し、法の遵守に例外を認めず自分の義務を果たす男。

このような人間をつくりだすのが全体主義だとアーレントは書いている。いまの世界でも、欧米における極右勢力の伸長、欧米とイスラムの宗教的対立の激化、
いつ北朝鮮からミサイルがうちこまれるかわからない極度の不安の中では、(実質はアベゾーの政治的な扇動ではあるが)私たちは単純明快で力強いイデオロギーを受け入れやすくなっている。あっというまに世相や世の雰囲気はかわる。
仲正昌樹氏は私たちが日々ちゃんと自分の頭で「思考」していないと全体主義的なものは簡単に私たちの社会に入りこんでくると危惧されている。
一度全体主義が入り込むと、大勢(大衆)や権力に反して自分の意見を貫くことはとても難しくなるからである。
思考を止めずに、相手の立場にも立って考え続けられる人が、どれだけいるだろうか。 しかし、そう言う態度でしか全体主義は防げないのだ。

一方では、ユダヤ人とは何者なのか、なぜヨーロッパで嫌われて、なぜ大量虐殺へ至ったのか。歴史の授業で単語を呑むだけではさっぱりわからなかった経緯が「大衆」をキーワードによく説明されている。
大衆、つまり政治に関心ないけれど困った時だけは政治に期待する
人々。
衆議院選挙は不愉快なまま、不愉快な結果に終わり、こんな後では、読んでいてとても刺さる内容である。しかし、だからこそ必読だと思える。
さらにアイヒマンの裁判にも触れて、悪とはなにか、「多様性」とは、政治に体制に従順であるということはどういうことなのかが示されている。わかりやすさに飛びつくいまの私たちには耳の痛い話でもある。
人間は怖い。そして何故人間はこんなにも愚かしいのか、あの頭の良いドイツ人が、何故ナチスなどというものを生み育ててしまったのか、ということを、詳細かつ的確に分析した、ハンナ・アーレントの明晰な頭脳と感受性に、心打たれる。ナチスは、いつ何時でも、どんな国にも起こり得る。現に戦時中の日本が似たようなものだったし、昨今の日本にも、そんな「嵐」に飲み込まれそうな風潮が感じられる。

とにかくごく普通の市民が時代の流れの中で思考を停止すれば、人間を平気でガス室に送り込む殺人鬼になりうることをアーレントは冷めた目で書いているのだ。悲惨な歴史を見るとき、なんと人間とは愚かな存在なのかと思えてしまう。しかし、それでも人間はその愚かさのなかで何とか自分を失わないようにして生きていくしかないのである。
このような時代の中で、本書はとてもとても大切な教訓を提示してくれる。是非多くの方に読んで頂きたいものだ。
 

『天声人語』・・・自己学習(69)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年10月31日(火)12時38分12秒
返信・引用
  ・2011年 6月24日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 6月24日 『田舎芝居へのボーナス』
(本文)
この夏のボーナスは何に使いたいか。電通総研がアンケートしたら、『国内旅行』が他を断然引き離したそうだ。気分を解き放ちたい。知らない風景に出会いたい。晴れやらぬ時節だけに、ささやかな”非日常”への憧れがふくらみを増す。

さて、この人たちの使い道は何だろう。国会議員のボーナスが来週支給される。一般は、262万円で、閣僚350万円。西岡さんら、両院議長には、440万円。菅さんは、480万円だが、一般より多い額は返納するそうだ。とやかく言いたくはないが、釈然としない人は多かろう。

内閣不信任案の提出、そして否決。与党内の造反と腰砕け。前・首相は、現・首相を『ぺてん師』と呼び、日ごろは何をしているのやら、こんな時だけ顔を見せる”騒動好き”もいる。総じて、政治に信頼がなさすぎる。

先日、小紙の公募、『大震災を詠む』の入選歌に、≪大津波 逃れし人の 避難所に 百余の靴の 整然と並ぶ≫とあった。被災地のモラルは、世界から称賛された。しかるに永田町のありさまは、踏みつけ合って破れた”泥靴”が、乱雑に脱ぎ捨ててあるような図だ。

”国民は程度に応じた政府しか持てない”と古来(こらい)言う。だが、日本国民の程度からすれば、もう少しましな政治はもてないものか。プロの劇場で、プロの木戸銭を取って、草芝居を演じられてはつらい。
退陣表明もどこへやら、首相は居座る。腹を切った後も、延々と、”長ぜりふ”を続ける、”田舎芝居の殿様”のようだ。退陣時期を示して、不信の霧を払うのも、給与・賞与のうちである。

(ポイント・要約)
1.来週、国会議員にボーナスが支給されるという話です。
 (1)一般議員 ・・・ 262 万円
 (2)閣僚議員 ・・・ 350 万円
 (3)両院議長 ・・・ 440 万円
 (4)管 首相 ・・・ 480 万円
  ・・・但し、今回は一般議員と同額とし、越える分は返納するということです。
2.プロの劇場で、プロの木戸銭を取って田舎芝居・・・という記者の評です。
 (1)内閣不信任案が提出されたが、否決
 (2)与党(当時・民主党)内の造反・腰砕け
 (3)前・首相は、現・首相をペテン師呼ばわり
 (4)退陣表明の首相は居座ったまま
3.被災地のモラルは、世界中から称賛されています。
  ≪大津波 逃れし人の 避難所は 百余の靴の 整然と並ぶ≫
4.一方、永田町では、踏みつけ合った泥靴が、乱雑に脱ぎ捨てたられたような様相だと
  いうことです。
 

アメリカハナミズキ

 投稿者:鳥星  投稿日:2017年10月30日(月)16時33分15秒
返信・引用
  実がきれいです。  

『天声人語』・・・自己学習(68)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年10月29日(日)07時24分46秒
返信・引用
  ・2011年 6月23日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 6月23日 『武器なき島の慰霊』
(本文)
かつて『武器のない島』だった沖縄が、ナポレオンを驚かせたという話がある。19世紀の初めに英軍艦が琉球諸島の周辺を航海した。帰途、セントヘレナ島へ寄港し、流刑の身の元・皇帝に艦長が会ったという。

沖縄には武器がないという話を、ナポレオンは理解できなかったそうだ。『武器がなくてどうやって戦争をするのだ』『いえ、戦争というものを知らないのです』『太陽の下、そんな民族があろうはずがない』・・・岩波書店刊の、『一月一話』という本に紹介されている。

だが、その島は明治以降に変貌する。日本の近代化に呑み込まれ、ついには太平洋戦争末期の沖縄戦に至った。『ありったけの?地獄”を集めた』(米軍報告書)という戦いに、20万人を超す命が消えた。きょう、66回目の『慰霊(いれい)の日』を迎える。

激戦地だった本島南端に、『平和の礎(いしじ)』がある。”民(みん)”と”軍(ぐん)”の犠牲者の名を、国籍にかかわらず、すべて刻(きざ)む地は、一日、祈りに包まれる。菅首相も参列するが、そのスピーチを、沖縄の人々は何と聞こう。普天間飛行場の移設問題は、もはや、頓挫である。

意志も能力も、歴史認識も、民主党政権は欠いていた。鳩山、前・首相の胸にあったのは、”甘い”『思い』だった。菅首相には、”それ”さえあったかどうか。『世界一危険な基地』は、おそらく密集の街に居座り続けよう。
沖縄の苦難に寄りかかる日米安保に、過疎地に原発を任せた繁栄が重なり合う。≪断崖も 海も語り部 沖縄忌(おきなわき)≫、中村富子。耳を澄ますべき声が、あちこちから湧き出す。

(ポイント・要約)
1.19世紀の初めに、英軍艦の艦長が琉球諸島周辺を航海した後、ナポレオンに『沖縄』
  には、『武器がない』という話をしたら、ナポレオンは理解できなかったという逸話の
  紹介があります。
2.沖縄は、『戦争』というものを知らず、武器も必要がなかったから、ということです。
3.しかし、その沖縄が、明治以降、日本の近代化に呑み込まれ、変貌していきます。
4.そのため、太平洋戦争末期には、アメリカ側でいう、『ありったけの”地獄”を集めた』
  戦場の下で、20万人を超す命を落とすことになりました。
5.そしてきょう、66回目の『慰霊の日』を迎えるということです。

  ・・・『武器というものがいらない世界』・・・『平和』というものの原点として、考え直してみた
  いものです。
  すべてが、人の過剰な『欲望』から、始まっているのだろうか・・・
 

ポスター

 投稿者:鳥星  投稿日:2017年10月28日(土)15時39分11秒
返信・引用
  公募展お知らせ。
近代日本美術協会展に出品します。
小品部門F8号サイズです。
●期間:11月18日土から11月24日金(11月20日は旧館です)。
●場所:東京都美術館1F第1.2展示室
中島勝彦
 

『天声人語』・・・自己学習(67)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年10月28日(土)10時20分6秒
返信・引用
  ・2011年 6月22日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 6月22日 『節電を思う夏至』
(本文)
古い笑話をひとつ。雷を天のたたりだと怖がる祖母に、孫が『心配しなくてもいいよ。雷は電気だから』。すると祖母いわく。『うそを言うでない。村に電気が来るより昔から、雷は鳴っていた』。

雷が電気だと証明したのは、米国のフランクリンだった。名高い、『嵐の中の、凧揚げ』は、一説では、1752年の今日だったとされる。19世紀になると、アーク灯、さらにエジソンの白熱灯が発明された。電気照明の夜明けである。

日本では1882年(明治15年)、東京・銀座の街頭にアーク灯が1本ともった。『目もくらむ明るさ』に見物人でごったがえした。当時の雑誌は、擬人化された電灯が”意気軒高”に、『全国中を隈なく輝かせる』、と意気込む、戯画を載せている。仰せの通りになったのは、私たちの知るところだ。

時は流れて、夏至でもある今日、夜に電気を消して、”ろうそく”の明かり過ごす試みが各地である。数年来、エコ意識の高まる中で輪を広げてきたが、今年は特別の意味があろう。電気はもはや無尽蔵ではない。
思えば、ほんの少し前だ。テレビのチャンネルをカチャカチャ回していた頃、家族は一つの”こたつ”に足を入れていた。この30年で一世帯あたりの電力消費量は、5割以上も跳ね上がった。原発は23基から、54基に増えている。

増設は国策だが、電気を使うから増えたのか、増えたから使うのか。卵とニワトリの関係のように分かりづらい。山で迷ったとき、立ち止まり、引き返すのが原則だ。戻ることで見いだす、新しい道もある。

・ 6月22日 『節電を思う夏至』
(ポイント・要約)
1.米国のフランクリンが、嵐の中の凧上げで、雷が電気であると照明した、という話題
  の紹介です。
2.19世紀に、アーク灯が灯され、エジソンの白熱灯が発明されて・・・電力の活用に
  はめざましさの紹介があります。
3.この30年でも、我が国の一世帯あたりの電力消費量は、5割以上も上がったという
  ことで、原発も23基から、54基に増えているということです。
4.夏至の今日、少し、節電を考えてみてはどうだろうか、という記者の意見です。

(あの時の『原発はいらない』騒ぎは、いったい何だったのだろうか、何も聞こえてこない昨今である)。
 

古書

 投稿者:鳥星  投稿日:2017年10月27日(金)20時51分25秒
返信・引用
  BIRDSTAR 1941  

『天声人語』・・・自己学習(66)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年10月27日(金)11時45分18秒
返信・引用
  ・ 6月21日 『モンローと初夏の風』
(本文)
アメリカから届いたニュースに、版画家で詩人でもあった、川上澄生の、『初夏の風』がふと浮かんだ。≪かぜになりたや はつなつのかぜとなりたや かのひとのまえにはだかり かのひとのうしろよりふく はつなつの かぜになりたや≫。

ドレス姿の女性に緑の風が吹く、大正末の名高い版画に彫られた詩である。もうお察しの方もおられよう。マリリン・モンローが映画『七年目の浮気』の名場面で着ていた?ドレス”が競売にかけられ、3億7000万円で落札された。
地下鉄の通風口で派手に舞い上がる、”あのドレス”だ。1億円前後かと踏まれていたが、予想を超えて跳ねあがった。こちらは『初夏の風』とは趣が違い、映画の筋も後日談も、いっそう人間くさい。

映画史に残るシーンは、ニューヨーク中心街で撮られた。2000人の人だかりができた。だが、脚も露わな姿に、元・ヤンキースの強打者だった、夫・ディマジオは激怒する。二人は間もなく離婚した。かくて名場面は、格好の語りぐさになっていく。

作家、ノーマン・メイラーが、かつて述べたそうだ。『ヘミングウエイとモンロー。彼らの名前は、そっとしておけ。彼らは私たちにとって、いちばん美しい、アメリカ人の二人だった』と。米・文学者の亀井俊介さんの著書に教わった。
ヘミングウエイが自死して今年で50年、モンローの謎の死からは、来年で50年になる。ドレスを彩る驚きの値は、古き良きアメリカへの”郷愁”ゆえだろうか。虚実混沌という海に眠る、永遠の伝説である。

(ポイント・要約)
1.マリリン・モンローの映画、『七年目の浮気』の名場面で着ていた、”ドレス”が競売
  にかけられ、3億7000万で落札された、という話題です。
2.地下鉄の通風口で派手に舞い上がる、”あのドレス”だということです。
3.後日談として、あの露らわな姿に、ご主人の、ディマジオが激怒し、やがて、二人は
  離婚したということです。
4.作家のノーマン・メイラーの?言”だということです。
  ≪ヘミングウェイとモンローは、私たちにとって一番美しい、アメリカ人の二人だ≫。
5.アメリカの郷愁・・・≪ヘミングウェイがなくなって、今年で50年、モンローが亡
  くなって、来年で50年になる≫、ということです。
 

お知らせ

 投稿者:鳥星  投稿日:2017年10月26日(木)14時02分6秒
返信・引用
  こんにちは
近代日本美術協会展に出品します。
小品部門F8号サイズです。
●期間:11月18日土から11月24日金(11月20日は旧館です)。
●場所:東京都美術館1F第1.2展示室
期間中ゴッホ展開催中です。
ご都合よければお運びください。
中島勝彦
 

『天声人語』・・・自己学習(65)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年10月26日(木)07時49分54秒
返信・引用
  ・2011年 6月19日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 6月19日 『語り通した、元・米兵』
(本文)
スカイ・ダイビングで空に飛び出す高さは、約4000メートルという。慣れれば、至福の時だろうが、倍の高度から降りた米兵の眼下には二つの絶望が口を開けていた。海でおぼれ死ぬか、陸でなぶり殺しにされるか。
1945年(昭和20年)1月、レイモンド・ハロラン氏らが乗る、”B29”は、東京上空で撃墜された。脱出時、氏は、『最後の晩餐』とばかり、七面鳥のサンドイッチにかぶりつく。ところが、落下傘を待っていたのは、”捕虜”という三つ目の運命だった。

戦後、実業界で成功しても、悪夢にうなされたという。取り囲んだ群衆の殺気、独房につながれたまま、東京大空襲で死にかけ、動物園でさらし者にされた日々。そのままでは終われなかった。
先ごろ、89歳で亡くなるまで、数奇な青春の『再訪』に努めた。苦悩を絶つべく何度も来日しては、空襲体験者や史家と交わり、記憶を癒やす。

自決用の短銃を機内に忘れてつながった、22歳の命である。任務を思い出したかのように、晩年のハロラン氏は、語り続けた。
『戦争には、勝者も敗者もない』。故人の言葉は、米映画『父親たちの星条旗』に通じる。厭戦(えんせん)気分が漂い始めた米国で、硫黄島から生還した、『英雄たち』は、戦費調達の広告塔にされた。彼らは戸惑い、友をのみ込んだ戦場の非道を家族にも語らなかった。

つらくて、黙す、人生があれば、語って再生する人がいる。時代体験といった、大それた話でなくても、語れば誰かが学ぼう。親から子へと、半生の苦楽を語り継ぐ、そんな父の日があってもいい。

(ポイント・要約)
1.1949年(昭和20年・終戦の年)の1月、当時、22歳の米・兵士、レイモンド・
  ハロラン氏は、B29に搭乗し、東京爆撃に出撃し、上空で撃墜されます。
2.落下傘で脱出しますが、捕虜の運命が待っていました。
3.殺気立った群衆に取り囲まれたり、独房に入れられたり、動物園でさらし者にされた
  り・・・
4.数奇な運命の中で生き延び帰国。戦争に対する、厭戦(えんせん)気分の中での戦後、
  ≪つらくて黙する人生≫≪語って再生する人生≫。人、夫々です。
5.戦費調達の広告塔にされた、硫黄島から英雄兵士たちもいます。
6.そんな中でも、『戦争には、勝者も敗者もない』と言葉少なに、細々と子どもに体験を
  語り続けたということです。
7.その、ハロランさんが、89歳で亡くなったということです。
8.そんな『父の日』もあっていい、という記者の言葉です。
 

ミヤマカラスアゲハ

 投稿者:鳥星  投稿日:2017年10月25日(水)09時05分34秒
返信・引用
  この標本は蝶のコレクターから譲り受けたもの。
上は♂ 前翅幅長は8㎝、下は♀前翅幅長は10㎝。
雌雄ともに飼育個体、埼玉県飯能市産。
 

『天声人語』・・・自己学習(64)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年10月25日(水)06時58分1秒
返信・引用 編集済
  ・2011年 6月16日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 6月16日 『イタリアの≪新しい水≫』
(本文)
イタリアの人々が原発に、『ノ~』を選択した。その報に、かの国の天才・ダビンチの手記の一節が胸に浮かんだ。≪君が手にふるる水は、過ぎし水の最後のものにして、来たるべき水の最初のものである≫(杉浦明平、訳)。美しいことばだと思う。

人々の触れる水は、いまや”脱原発”という新しい流れである。『イタリアは原発に”サヨナラ”を言わなければならない』、と放言王の、ベルルスコーニ首相もさすがにしおらしい。だが、”代弁者”らしき人が、日本に現れた。自民党の石原幹事長である。
”伊(イ)”の選択を、『あれだけ大きな事故があったので、集団ヒステリー状態になるのは心情としては分かる』、と語った。他国の民意を”ヒステリー”呼ばわりは失礼だが、言葉の先に日本の世論もあるなら、少し国民を侮っておられよう。

たしかに、嵐の日の決意は、晴天の日には忘れられるという。しかし、福島第一原発事故で、私たちは原発の『真実』をつぶさに知った。それ以前とは違う。その意味で事故は、時代を分かつ、最後の水にして最初の水であろう。

知ったことの一つに、放射能について確かなことが乏しい実態がある。行政は混乱し、住民は何を信じるかで、安心と恐怖の間を振り子のように揺れる。『原爆・原発一字違い』と言う。やはり人間とは容易には、相容れない。
≪木は自分の破滅をもって、木を伐るものに復讐する≫、もダビンチの手記にある。木を伐る者は人間しかない。どこか、『神の火』をあやつる、”後世への警告”めいて、天才の言葉は響く。

(ポイント・要約)
1.放言王・イタリアのベルルスコーニ首相の言葉が紹介されています。
  『イタリアは原発に、≪サヨナラ≫を言わなければならない』。
2.イタリアの人々が、原発に、『ノ~』の選択をした、というニュースです。
3.自民党の石原幹事長の、≪イタリアの選択≫についての、コメントの紹介です。
  『あれだけの大きな事故があったので、集団ヒステリーになるのは心情として分かる』。
4.他国(イタリア)の民意を、『ヒステリー』呼ばわりするとは・・・!
  そして、その言葉の先に、実際に被害を受けた人たち、日本の世論を侮(あなど)っ
  た言葉ではないか、という不快の声です。

  ・・・≪ヒステリー集団≫・・・とは! 何んと言う、『言いぐさ』だろうか・・・
 

『天声人語』・・・自己学習(63)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年10月24日(火)07時07分54秒
返信・引用 編集済
  ・2011年 6月14日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 6月14日 『原発をめぐる”うそ”』

(本文)
先日の小紙連載、『終わりと始まり』で、作家に、池澤夏樹さんが述べている。『核エネルギーは、」どこか原理的なところで、人間の手に負えないのだ。それを無理に使おうとするから、”?”で固めなければならなくなる』。
『?』は”核”をめぐる、キー・ワードの一つだろう。東京の岩波ホールで緊急上映中の記録映画、『原発切抜帖』と『いま、原子力発電は・・・』を見ると、産官学の”ごまかし”がよく分かる。ともに30年ほど前の作ながら、今の惨状を予言するようだ。

新聞記事だけで構成した、『切抜帖』は、広島への原爆投下から始まる。何が起きたか、軍や学者は分かっていた。だが、第一報は、『若干の損害を蒙った模様』。時代も事情も異なるが、目下の原発事故の情報開示に通じるものがある。

菅内閣の常套句の『ただちに影響はない』も、欺瞞がにおう。『切抜帖』を撮った、故・土本典昭監督は、当時語っている。『恐ろしくなったのは(放射能を浴びた人たちが)20年、30年の後に病み、死んでいっている、その時差でした』。長く体内に潛む≪時限爆弾≫の怖さである。

?は魔物で、ばれぬように上塗りが要る。西洋の古言では、≪一つの?をつき通すには、別の?を二十発明しなくてはならない≫、そうだ。安全神話の正体は、それだったろう。何が”ウソ”で、何が”ホント”か、もう、当事者にも分からなかったのではないか。
原発の是非は、54基が存在する現実からではなく、原爆の非人間性まで立ち返って考えたい。未来に何を渡すか。この分かれ道、いささかも侮れない。

(ポイント・要約)
1.西洋の古言(こげん)の紹介があります。
  ≪一つの嘘をつき通すには、別の嘘を二十発明しなくてはならない≫。
2.東京・岩波ホールで緊急上映されている記録映画、『原発切抜帖』『いま、原子力発電
  は・・・』、の内容紹介です。30年ほど前の作品であるが、現在の惨状を予言してい
  るようである、という評です。
3.映画は広島の原爆投下から始まっているが、制作に当った当時の監督の談話です。
  ≪恐ろしくなったのは、放射能を浴びた人たちが、20年、30年の後々も病み、死
  んでいくその時差であり、長く体内の潜み続ける≪時限爆弾≫の怖さである≫、と口
  にしたことである、ということです。
4.原発の是非は、現存する、54基の現実を未来に残すのかどうかを考えることであろ
  うとおいうことです、という主張です。

 

『天声人語』・・・自己学習(62)

 投稿者:旅人=M  投稿日:2017年10月23日(月)06時56分24秒
返信・引用
  ・2011年 6月12日 朝日新聞・天声人語・コラム文・・・です。

・ 6月12日 『受難写す報道写真』

(本文)
目が心のありようを映す小さな湖面なら、鼻は自尊心を象徴する山脈だろうか。人はときに、鼻、高々になり、いい気になって鼻を明かされたりする。その鼻を奪われた女性の肖像に、見る人だれもが声を失う。

今年で54回目の世界報道写真展が、きのうから東京で始まった(8月7日まで)。10万8000点から選ばれた今年の大賞は、正視するのがつらい。鼻を切り落とされた、アフガニスタンの若い女性が、”おびえ”と悲しみを湛えた目を、しかし、決然と、レンズに向けている。
暴力をふるう夫から実家へ逃げ帰ったが、反政府武装勢力・タリバーンに『逃亡の罪』を宣告され、夫に鼻と耳を”そぎ落とされた”・・・と説明がある。きびしい姿は、貶(おとし)められた尊厳を訴えてやまない。

構図と表情の似た一枚の写真が脳裏で重なる。長崎で被曝した、片岡津代さんを、東松照明(とうまつ・しょうめい)さんが写した、50年前の作だ。顔の右半分に傷痕が残る。自分をさらすのはつらかった。でも東松さんを信じたと、片岡さんは語っている。

その一枚は世界に知られ、大勢のカメラマンが彼女を撮りに来た。幾多のレンズがケロイドに向けられた。だが、『東松先生だけは、傷のない、左側からも撮ってくれた』。人を撮ったか、傷を撮ったか。違いが見るものに伝わらぬはずはない。

写真展を見ると、世界を覆う悲痛の多さに胸が痛む。報道の使命と、人の受難を『消費財』となす錯誤は、ほとんど一歩のきわどい距離にあろう。その一歩の逸脱なきや。自戒しつつの、日々のコラム執筆となる。

(ポイント・要約)
1.第54回の世界報道写真展が、きのう(2011年 6月11日)から、8月7日ま
  で開催された、ということです。
2.10万8000点から選ばれた、?大賞”作品は、見る人がだれも声を失い、正視する
  のがつらい。≪鼻を切り落されたアフガニスタンの若い女性が、?おびえ”と?悲しみ”
  を湛えた目を決然と、レンズに向けている≫、構図であったということです。
3.解説には、『暴力をふるう夫から実家へ帰ったが、反政府武装勢力・タリバーンに、
  ≪逃亡の罪≫を宣告され夫に鼻と耳をそぎ落された・・・』、とあったということです。
4.また、50年前に撮つした作品だが、長崎で被曝し、右半分にケロイドの傷跡が残る
  夫人の写真もあった、ということです。

5.写真展を見て、世界を覆う悲痛の多さに胸が痛み、報道の使命と人の受難の紙一重の
  距離を逸脱しないように、自戒を感じたという、記者の弁です。

 

「死票」だなんて?

 投稿者:未来サラン  投稿日:2017年10月23日(月)06時17分24秒
返信・引用 編集済
  今度の衆議院選挙は、結局~与党の大勝利となった。

これで恐らく、安倍政権は国民多くの信認を得たとして今まで以上に国会無視・国民不在の
数を頼みの身勝手なやり方をまた繰り返すでしょう・・・。

 ところで、今回の選挙は突然の衆議院解散で行われて、政界も国民も待ったなしの選挙となったが、それでも多くの国民はそれぞれ自分なりに考え。勉強して投票行動につなげたと思われる。今回は特に台風接近のさなか、わざわざ人それぞれの事情を置いてでも投票所に足を運んだことであろう。特に年配者や体調の優れない人なども、近所で助け合いながら投票所に出かけるのを見かけている。

 新聞各社の社説や論評・評論家などが、いわば当選に繋がらない票を「死票」として切り捨てる論調を見かけるが、これは色々な思いをしてでも投票行動をした方々に、冷たい失礼な切り捨ての思想ではないだろうか?
 「死」という言葉も私としては許せない気持である。

今後の国会では、このような当選に繋がらない多くの票を国民の声として反映し、まさしく国民の「声なき声」として国政に生かすべきだと思う。
 これこそが民主主義のあり方ではないだろうか?。
 
 

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